このような自律神経症状のサインは出ていませんか?

頭痛・めまい・動悸
ふらつき・イライラ
- 通常の生活でも息苦しさを感じることがあります。
- 頭が痛くなったり、おなかが痛くなることがあります。
- めまいや動悸、耳鳴りを経験することもあります。
- 疲れやすく、倦怠感を感じることがあります。
- なかなか眠れず、イライラすることがあります。

自律神経失調症でお困りなら
カレックス本八幡店にお任せください。
自律神経系は交感神経と副交感神経に分かれている

自律神経は
交感神経と副交感神経で成り立つ。
自律神経には交感神経と副交感神経が含まれています。
名前の通り、自律神経は「自ら動く神経」であり、これは意識とは関係なく自動的に働くためです。
この神経は体内の様々な器官に広がっており、その器官が正しく働くようサポートしています。
自律神経は主に交感神経と副交感神経から成り立っており、それぞれに特徴があります。
- 一方が働いているときはもう一方が休んでいる
- お互いが逆の働きをしている
この二つの神経は一緒に働いていますが、その役割は異なります。
実際には、互いに正反対の働きをすることが、体の健康を保つ上で重要です。
このように逆の作用をすることで、体のバランスを保っています。
交感神経は身体を活性化させる

交感神経は
身体を活性化させる。
交感神経は、私たちの身体が活発に動いているときに働く神経です。
これが働いているときは、まさに身体が活動している時間ともいえます。
いざというときにすぐに動けるように、身体を緊張状態に保っているのです。
副交感神経は身体をリラックスさせる

副交感神経は
身体をリラックスさせる。
副交感神経は、体がリラックスしているときに活発に働く神経です。
リラックスしている間に活性化する自律神経の一部で、ちょっと不思議に思うかもしれません。
自律神経失調症は、この副交感神経と交感神経のバランスが崩れた状態を指します。
つまり、何らかの原因でこれらの神経が調和を失い、通常通り機能しなくなっている状態です。
交感神経と副交感神経には、それぞれ本来の役割があります。
器官 | 交感神経 | 副交感神経 |
瞳孔 | 散大する | 縮小する |
涙腺 | 涙が出る | 涙が出ない |
唾液腺 | 唾液が減少する | 唾液が増加する |
胃腸 | 消化を抑制する | 消化を促進する |
気管 | 緩む | 締まる |
心臓 | 心拍数が増加する・大きく収縮する | 心拍数が減る・小さく収縮する |
心臓の収縮 | 大きい収縮 | 小さい収縮 |
膀胱 | 尿をためる | 尿を出す |
末梢血管 | 収縮する | 拡張する |
脳、神経 | 興奮する | リラックスする |
普段は正常に働いている交感神経と副交感神経が、自律神経失調症になるとその働きがうまくいかなくなるのです。
自律神経失調症の症状とは?
自律神経失調症には次のような症状があります。
- 息苦しい
- 胃の違和感
- 頭痛や脱毛
- 目の疲れや目の渇き
- 耳鳴りやめまい
- 生理不順
- 倦怠感・食欲不振・疲労感
- 落ち込み・不安・不眠イライラ・集中力低下
自律神経失調症が引き起こす多様な症状の原因は何なのでしょうか?
自律神経失調症に関して考えられる要因は以下の通りです。
- ストレス
- 日常生活のリズムや内容
- ホルモンバランス
- 脳神経伝達物質の不良
これらの要因が自律神経を乱れさせているのです。
脳は人間の
- 呼吸
- 睡眠
- 感情
- 意思
など、基本的な部分を管理しています。
言い換えれば、自律神経の管理も脳が担っていると言ってもよいでしょう。
脳からは身体の各部位に向けて無数の指示が出されています。
ここで重要なのは、最初に脳からの指示を受け取るのが首にある器官であるということです。
首には多くの血管や神経が集中しています。
この重要な首に問題が生じると、必要な指示が円滑に伝わらなくなり、それが自律神経失調症の原因の一つとなります。
自律神経失調症が女性に多い理由とは?

自律神経の悩みは
女性に多い。
自律神経失調症は、首の問題だけでなく、いくつもの要因が重なって起こることが多いです。
また、この疾患は男性よりも女性に多く見られます。
女性に多い理由として、次の3つの要因が関係しています。
- 女性ホルモンの変化
- 甲状腺ホルモンの影響
- 精神疾患は女性に多い傾向
一つひとつみていきましょう。
女性ホルモンの変化
女性ホルモンは脳の視床下部によって調整されています。
また、この視床下部は自律神経も管理しています。
したがって、視床下部が女性ホルモンと自律神経の両方を管理しているため、これらは互いに影響を受けやすいのです。
結果として、女性ホルモンの周期や年齢による変化があると、自律神経も同様に影響を受けることになります。
甲状腺ホルモンの影響
甲状腺ホルモンは代謝を促進し、交感神経を元気にする働きを持っています。
甲状腺に関連する病気には、バセドウ病や橋本病があります。
これらの病気は、特に女性に多く見られることが特徴です。
精神疾患は女性に多い傾向
女性には特に多く見られる精神疾患の一つが、気分障害や不安症です。
さらに、女性はストレスをため込みやすく、その結果として自律神経失調症を発症しやすい傾向があります。
- 自己主張が難しく、自分の感情を我慢して抑える傾向がある。
- 男性よりも外見を評価されやすいため、過度なダイエット、コンプレックスで自律神経を乱す傾向がある
- 男性よりも人間関係が複雑で、ストレスをため込む傾向がある
女性に自律神経失調症が多いという事実を把握した上で、その原因について詳しく見ていきましょう。
自律神経の乱れの原因とは?

自律神経を改善させるには?
首の不調が原因で、脳からの神経伝達物質の流れが滞り、自律神経失調症になることがあります。
しかし、首だけを治療すれば解決するわけではありません。
他にも治療が必要な部分として、背骨や骨盤が挙げられます。
これは、交感神経が脳から出た伝達物質を胸や腰を通じて内臓に届け、また副交感神経は骨盤を通じて内臓に広がるためです。
したがって、首だけでなく、背骨や骨盤なども含めた全身のバランスを整えることが、自律神経失調症の改善には大切なのです。
カレックスの自律神経改善アプローチ
カレックスでは骨盤から土台を整え、姿勢改善させ、神経の流れを調整することで自律神経の整えていきます。
ステップ①
土台である骨盤を整える

ステップ①
土台である骨盤を整える
骨盤の歪みは神経の流れを乱しますが、正確な姿勢分析に基づいて、あなたに合った骨盤矯正を行います。
これにより、姿勢の土台が整うだけでなく、骨盤から出る副交感神経の流れも正常に戻ります。
ステップ②
背骨を整え呼吸のしやすい状態をつくる

ステップ②
背骨を整え呼吸のしやすい状態をつくる
骨盤をしっかり整えた後は、次に呼吸に影響を与える背骨の歪み、特に猫背を改善していきます。
猫背がひどいと、呼吸が浅くなりがちで、自律神経に悪い影響を与えることがあります。
背骨を整えることで、呼吸を深くし、自律神経の働きを整える助けになります。
ステップ③
首周りの神経アプローチ

ステップ③
首周りの神経アプローチ
背骨や骨盤の調整に加えて、首周りの神経の働きを整えることも重要です。
首の神経の流れを整えると、斜角筋や胸鎖乳突筋といった首の筋肉の緊張が和らぎます。
これにより、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行えるようになります。
このような神経の調整は、自律神経の不調に悩む方にとって必要不可欠な方法です。
生活習慣の見直しも自律神経を整えるために重要です

身体の不調の原因は
生活習慣から起こります。
自律神経失調症の原因の一つには、生活習慣が挙げられます。
健康的な生活を送るためには、避けるべき習慣と取り入れるべき習慣があります。
もちろん、身体に悪いことは避け、良いことを心掛けるべきですが、日常生活の中で実行するのは難しいものです。
しかし、これらを意識して行動することで、自律神経失調症になりにくい身体を作ることができます。
たとえ施術で良い姿勢や骨格を手に入れても、不健康な生活を続けてしまうと、再び自律神経失調症の症状に悩まされる可能性があります。
施術後の良い状態を保つためにも、生活習慣は非常に重要なのです。
どのような生活習慣を心がけるべきなのか?
日常生活を過ごす際に、次の点を心がけてみましょう。
まず
- 生活リズムを整えること
- 運動すること
- カフェインやタバコ、お酒を控えめにすること
です。
これらは一見簡単そうに見えるかもしれませんが、実際に続けるのは意外と難しいものです。
そこで、まずは生活リズムを整えることから始めてみることをおすすめします。
具体的には、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きるように心がけてみてください。
この習慣を続けることで、自律神経のバランスが整い、症状が改善される方もいらっしゃいます。
さらに、バランスの良い食事を心がけることや、適度な運動を取り入れることも、生活リズムを整えるために大切です。
また、カフェインの摂取、飲酒、喫煙は自律神経に悪影響を与えることがあるので、これらを控えることも重要です。
無理をせず、できることから少しずつ始めて、継続していきましょう。
腹式呼吸を日常に取り入れる

呼吸を深くすることで
リラックスした状態を作ることができます。
腹式呼吸を行うと、心が落ち着きリラックスが得られます。
リラックスすることで、自律神経の乱れによる不調を和らげることが可能です。
呼吸は自律神経が管理していますが、意識的に調整することもできます。
リラックスした呼吸と聞くと、深呼吸を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、実際には息を吐くことに重点を置いた腹式呼吸が効果的です。
お腹を膨らませるように鼻から息を吸い込み、その後、ゆっくりと口から息を吐き出します。
ポイントは、お腹がへこむまでしっかり息を吐き切ることです。